【メディア掲載情報】
報道特集「”年収の壁”引き上げへ…当事者の複雑な思い」(TBS、11月23日放送)にて原事務局長のコメントが紹介されました。
12月1日(日)12時までTVerで見ることができます。
・「報道特集」 公式サイト 見逃し配信
https://www.tbs.co.jp/houtoku/#minogashi
・TVer「報道特集」
https://tver.jp/series/srljho6kpk
番組のテーマは『この壁の議論は今に始まったものではなく、20年以上も前から議論されていたにも関わらず、進まなかったのはなぜか?!』というものでした。
取材のきっかけは、原自身びーのびーのができた翌年(2001年)に勤務先を退職し第2号被保険者から第3号被保険者になったことで当時の厚生労働省年金局からフォーラムへの登壇を依頼され、そのとき原が発した「制度を疑問視する発言」を番組制作スタッフが探し当てて今回のオファーに繋がりました。
当日は産前産後のおうち大倉山Rojiハウスで5組の利用家庭に協力してもらい取材を受けました。
メインキャスターと原との対談を中心に1時間にも及ぶ取材でしたが、その場にいらしたご家庭からのコメントもすばらしく、ほとんどのみなさんが育休中で年収の壁を感じず子育ても仕事も両立しようと復帰されていく人ばかりでした。そういう意味では制度は変わらなくても、時代は確実に変わっていると感じました。
税と社会保障の議論は立場や価値観によって大きく異なるため、コメントには慎重にならざるを得ませんでした。番組では伝えられていませんでしたが、原の想いとしては、壁はのりこえるものではなく「義務と権利」の問題なのだということ、損得でなく次世代に負担を強いることなく環境づくりに投じていくための「公共財」として、広い視野で語られるべき議論なんだということを伝えたかったです。