

だれでも食堂 よるによる会
よるによる会とは
支える人と支えられる人が循環するだれでも食堂
「よるによる会」
よるによる会は、綱島・日吉・大倉山・岸根・菊名エリアにある地域拠点で月に1~2回ほどひらいている「だれでも食堂」です。
食材はフードバンクや助成金、地域の商店やみなさんの寄付で支えられています。
集まった人たちが調理したり、手を貸したり、ただゆったり過ごしたり。
つくる人も、食べる人も、迎える人も、みんながめぐりあって、
あたたかい場がうまれています。
よるのじかん、ふらっと寄ってみませんか。
よるによる会 開催場所
どろっぷ | 住所:港北区大倉山3-57-3 最寄り駅:大倉山駅 |
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どろっぷサテライト | 住所:港北区綱島東3-1-7 最寄り駅:綱島駅 |
おやこの広場 びーのびーの |
住所:港北区篠原北1-2-18 最寄り駅:菊名駅 |
COCOしのはら | 住所:港北区篠原町1077 最寄り駅:岸根公園駅 |
COCOひよし | 住所:港北区箕輪町2-7-60-1B(プラウドシティ日吉 レジデンスⅠ) 最寄り駅:日吉駅 |
産後産前のおうち Rojiハウス |
住所:港北区大豆戸町40-2 最寄り駅:大倉山駅 |



参加者の声
美味しいカレーをみんなで食べながら
久しぶりに地域の方とおしゃべりできて、心もお腹も満たされました。
こどもが普段は食べない野菜も食べてくれて嬉しかったです。
30代 乳幼児の親
ひとりで過ごすことが多いので、みなさんと一緒にご飯を食べながらおしゃべりできて、とても嬉しい時間でした。
80代
中学生のこどもも『 おいしかった! 』 と喜んでいました。
ほかのこどもたちやボランティアの学生さんと食べていて楽しそうでした。夕飯作りを休めて、親も助かりました。
40代 中学生・小学生の親
できることで応援
「よるよる応援隊」
支え合いの循環
「よるよる応援隊」
どなたでも、できることから無理なく参加。
よるによる会の参加者だった方が「今度は自分が支えたい」と応援隊になった方も。
あなたの「ちょっと手伝いたい」が、誰かの安心につながります。
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年齢・経験関係なく
「わたしも!」「ぼくも手伝うよ!」 -
ダンボール作家・貴田工房 様
看板、ボックス、なんでもつくっちゃう「得意なことで応援します!」 -
手遊び、工作、よみきかせ
「こどもと本気で遊びます!」 -
ご寄付食材を各所から運搬してくださるドライバーさん。現在6名いらっしゃいます!
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有限会社松栄プラスチック 様
廃材でよるよる応援隊キーホルダー制作「会社の技術で応援中!」 -
B-R サーティワン アイスクリーム株式会社 様
組み立て式のお菓子の家をプレゼント
「楽しい体験でこどもたちを応援」 -
株式会社大野菜(おおのな)様
こだわりの新鮮野菜で応援! -
この活動は『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金に支えられています
よるよる応援隊募集中!
会場で手伝いたい!できることがある!という方は参加できる会場・日程等をお知らせください。

よるよる応援隊キーホルダー
企業・店舗・事業者・個人、みなさまからのご寄付を受け付けております。
詳しくは下記ページをご確認ください。
食品提供活動「シェアねっと」
支えあいのバトン「シェアねっと」
シェアねっとは、ひとり親家庭をはじめ、必要なご家族に食品を提供する活動です。
受け取る方が、自分のペースで、必要なものを選べるよう工夫しながら
「ちょっと助かった」「ちょっとゆとりができた」
といった、小さな安心が広がることをめざしています。
食品募集
賞味期限が2カ月以上残っている未開封の食品募集!
ねむっている食品を、必要とする“今”へつなげませんか?
レトルト食品・お菓子・お米・野菜など大歓迎!
ご提供いただいた食品は「シェアねっと」を通じて必要な方へ無償でお届けします。また、一部食品は「よるによる会」でも活用させていただきます。
大倉山にあるびーのびーの事務局前に回収ボックスを設置しています。(平日のみ)
これまでの取り組みとこれから

活動を始めた背景
びーのびーのではこれまでも、食料支援を必要とする家庭に対して、食品の提供や食事をともにする活動を行ってきました。
活動を続ける中で、食支援だけでなく、保護者同士のちょっとしたおしゃべりや悩みの共有など、親子どうしのつながりの場として求められていることがわかってきました。
こうした声を受け、コロナ禍で一時中断していた活動を再開し、2023年からは地域全体を対象にした「よるによる会」としてスタートしました。
支援を“する人・される人”がその時々で行き来できる、ゆるやかな循環の場を目指しています。
また、乳幼児期から学童期に成長したこどもたちの様子からは、食をともにすることに加えて、世代をこえた交流や、学生とのふれあい、遊びの時間がとても大切であることも実感しています。
横浜市のこども・子育て支援事業計画のニーズ調査でも、家庭の経済状況によって体験格差が広がっていることが指摘されています。
こどもの育ちを、家庭や学校だけでなく、地域でも支えていける場づくりがますます必要になっていると感じています。
これまでの取り組み(2023〜2024年度)
2023年度:基盤づくりの1年
- ドコモ市民活動団体助成金に採択され、活動を本格化
- 「よるによる会」を月1回、地域5か所で開催(平均15家庭が参加)
- 配食利用者へのニーズ調査を実施。「自分で選びたい」「受け取りやすい時間を」などの声から、棚の設置や受け取り拠点の整備を実施。月60家庭が利用
- ボランティア研修の場としても連動し、人材育成を促進
- 多様な支援者による「シェアねっと運営連絡会」を立ち上げ、学びと連携の場を全5回開催

シェアねっと運営連絡会
ひとり親支援員、フードバンク代表、スクールソーシャルワーカー、小学校教諭、主任児童委員、地域活動交流コーディネーター、こども食堂運営者、自治会会長、社会学を学ぶ学生など、多様なメンバーで現状や課題を共有する学びの場
2024年度:広がりと変化の年
- 開催場所を5か所→6か所に、開催頻度を月1回→2回に増加
- 広報や口コミで参加家庭が平均15→30に増加
- 元参加者が「よるよる応援隊」として運営に関わる動きが広がる
- 応援隊のしるしとして、廃材からつくったキーホルダーを配布
- 朝の活動を見据え、「おはよう食堂(緑区)」を視察
- 「よるによる会」参加後の気持ちや行動の変化をアンケート調査開始
- ひとり親家庭の参加実態に関する調査を実施
- 「朝のだれでも食堂」立ち上げに向け、過去の活動紹介と地域の皆さんとの意見交換を兼ねた検討会を、リアルとオンラインで開催
これから
今後は、立ち上げ期から関わるメンバーが運営に加わり、地域の人や学生とともに活動を自走できる体制を整えていきます。
また、小学校やPTAとの連携を深めながら、朝の食事会や放課後の居場所づくりなど、地域ぐるみでこどもを見守り、支える仕組みを広げていく予定です。