1月25日(土)法人全体の研修が港北公会堂で開催されました。
コロナ禍以降、全員がリアルで参加した初の研修となりました。
今回は研修講師として、元厚生労働省少子化対策室長/元年金局長/現東北大学公共政策大学院教授の度山 徹(どやま とおる)氏をお迎えし、こども・子育て支援の現状とこれからを社会保障との繋がりの観点から学びました。
度山さんの基調講演では、様々なデータを見ながら日本が歩んできたこども・子育て支援対策や、他国との比較、今後の見通しや期待役割を学び、第二部は法人内部のスタッフや関わってくださっている学生さんと度山さんとのディスカッションを行い、現場で感じていることを深く話し合うことで会場内のスタッフも実感をもって理解することができました。
今回は度山さんのお話を法人スタッフだけで聞くのはもったいないと、広く一般からもご参加いただき、参加者全員でこどもと子育ての未来を見つめる時間となりました。第二部で登壇してくださった学生さんや、度山さんが日々接していらっしゃる学生さんの声を聞くことができ、我々は目の前の親子はもちろんもっと世代を超えてできるポピュレーションアプローチがあるのではないか、それを地域のみなさんと共に実践していきたい。そう感じた夜でした。
土曜日の夜という貴重なお時間を本研修にご参加いただきました一般のみなさまにこの場を借りて感謝申し上げます。